3月3日は何の日?耳の日は赤ちゃんや子供の耳の聞こえ方を確認してみましょう!
子ぐまママです。
3月3日はひな祭りですが、実は「耳の日」でもあるってご存知ですか?
勘のいい方ならすぐお分かりかもしれませんが、
- 33で「みみ」と読めること
- 3が耳の形に見えること
- 電話の発明者であり、ろう教育者であったグラハム・ベルの誕生日であるとこと
から、3月3日を耳の日としたそうです。
人間にとって耳は大切な器官
耳は音を聞くだけでなく、身体のバランスをとる大切な器官なんですよ。
ご存知の方も多いと思いますが、乗り物酔いになりやすい原因も耳管にありますよね。
※子供の乗り物酔い対策が知りたい方はこちらの記事がオススメ!
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子供は大人に比べると耳管が短いんです。だから中耳炎にもなりやすいんですよね。
鼻水が出ているときは要注意です。
うちの子供は中耳炎になりやすいので、鼻水が出ていてさほどひどくないときは電動鼻水吸引器を使用しています。
※子供の鼻水対策が知りたい方はこちらの記事がオススメ!
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ただ電動鼻水吸引器で吸っても改善しないときはすぐ耳鼻科に行くようにしています。
もし、耳が痛いだったり、聞こえにくいと言っていたり、耳垂れが出ているときは、すぐ耳鼻科に行くようにしてくださいね。
赤ちゃんや子供はどれくらい聞こえているの?
赤ちゃんの聴力って実は胎内にいるときから、発達しているんです。だから産まれてすぐにお母さんの声が認識できるんです。
産まれてからの聴力の目安としては
- 新生児の頃・・・音には反応するが音と言う情報として処理できない(ドアがバタンとなったりするとビクッとしたりする)。いわゆるモロー反射。
- 生後3~4ヶ月・・・ママやパパの声が聞こえた方を確認する(ママなどの呼びかけに対してアーウーなどと反応する)。
- 生後5ヶ月・・・音の聞き分けができるようになり、どんなときにどんな音が出るのかという音と現象を関連づけはじめる。
- 生後6ヶ月・・・話している人の口をじっと見るようになり音や声がしたほうを意図的に見はじめる。
- 生後7ヶ月・・・言葉が人の口から出てくることを理解し始める。
- 生後8ヶ月・・・鳥の鳴き声など、身の回りの音に対して敏感に反応する。
- 生後9~10ヶ月・・・聞こえた音をもとにして、徐々に言葉を発するようになる。いわゆるオウム返しができるように。
- 生後11ヶ月・・・音楽を聴き分けるようになり、音に合わせて体を動かしたりする。
- 1歳以降・・・聞こえた音のオウム返しではなく、言葉として話し始める。遊びに集中していると聞こえないといった余計な音はシャットアウトするようになる。
と言った具合に、生後1年の間にすごく成長するのがわかりますよね。
ただ、なかには音が聞こえにくい難聴を持っている子もいます。
次のチェックをしてみて、おかしいと思ったら耳鼻科や小児科の受診をおすすめします。
赤ちゃんや子供が聞こえているかを確認してみましょう!
- 大きな音に、驚いたり目を覚ましたりしますか?
- おもちゃの音に振り向きますか?
- 呼びかけに振り向きますか?
- 音楽に合わせて踊りますか?
- 声のみの指示がわかりますか?
- 発達に沿って習得する言葉は増えていますか?
- 言葉のまねっこをしますか?
- ささやき声に反応しますか?
上記のような気になる点がある場合は、早めの聴力検査をおすすめします。
最後に
聞こえていない原因が耳垢ということもありますが、耳垢は自宅で無理して取らないでくださいね!こちらも耳鼻科でとってもうらことをおすすめします。
うちの娘も大きな耳垢を3歳児健診で指摘され、もう少し溜まったら聞こえにくくなるから、耳鼻科に行くように言われました。
その後も何度か耳鼻科で耳垢を取ってもらいましたが、ほんとにごっそり取れるし、素人がやると耳垢を押し込みかねないので、プロにお任せする方が良いと思います。
また、お子さんに難聴の疑いがあるときはできるだけ早く聴力検査を受けるようにしてくださいね。難聴は言語の発達障害にもつながりかねません。
ただ、赤ちゃんには成長の個人差があるのも事実です。
上記のチェックがあてはまらないときは、あまり気にせずにお子さんにたくさん話しかけてあげて成長を見守ってあげてくださいね。