インフルエンザワクチンは子供にいつ受けさせる?保育所は学級閉鎖する?
子ぐまママです。
そろそろインフルエンザの予防接種の話題がニュースで上がるようになってきましたね。
我が家はさっそく家族揃って、インフルエンザのワクチン接種をしてきました。
そこで、子供に予防接種はいつ受けさせるのが最適かをご紹介します。
インフルエンザのワクチンが不足?
2018年のインフルエンザワクチンの供給ですが、去年の納入実績から供給される医療機関もあるようで、インフルエンザワクチンが既に品薄状態のところもあると聞きます。
東京などでは、職場の集団接種を中止せざるを得ないところもあるようです。
ちなみに、2017年は過去5年で製造量がもっとも少ないと厚生労働省から発表されました。今年はそんな話も聞かないので大丈夫だろうと高を括っていんですが。
インフルエンザは毎年様々な型が流行ります。
その型を予測して毎年ワクチンが製造されるんですが、当初選ばれたウィルス株の製造効率が悪かったりすると、急遽別のウィルス株でワクチンを製造することになり、生産が遅れたりするそうです。
※尚、ワクチンの製造には、鶏卵が使用されています。強い卵アレルギーのお子さんはかかりつけの小児科医に相談が必要になります!!
そんなわけで、2018年もお住いの地域によっては、インフルワクチンの不足が懸念されます。
出荷数から考えると、そこまで大幅な不足にはならないとも言われていますが、一度気になる方はお住いの地域の医療機関に確認することをおすすめします。
インフルエンザワクチン子供は2回?子供って何歳?
インフルエンザワクチンは子供は2回と言われます。
尚、子供というのはここでは、生後6か月以上から12歳までを指しています。
小さな子供が2回接種が必要なのは、1回のワクチンだけでは免疫ができないためです。
大人の場合は、様々な病原体に触れてきているので、免疫が作りやすいことから1回でOKと言われています。
子供のインフルエンザワクチンの接種間隔は、1回目のあと、2週間後から4週間以内に、2回目を接種と言われています。
インフルエンザワクチン、13歳以上は1回接種を厳守!
「インフルエンザワクチンは、13歳以上は1回接種を厳守」といわれていますが、今年に限ったことではなく、例年通りの指示です。
通常13歳以上は1回接種で免疫ができると言われているんですが、インフルエンザワクチンを2回接種したほうが免疫が強くなるとも言われています。
そうなると、本来2回接種の必要のない受験生を持つ親御さんなどが、試験でインフルエンザが台無しなんてことにならないように2回接種をしようと考えることも大いにありえますよね。
ただワクチン不足の見通しがあるときは、幼いお子さんにワクチンが回らない状況にも陥りかねないので、それを避けるための注意喚起として改めて叫ばれているんだと思います。
小さな子供のインフルエンザワクチンはいつがいい?
インフルエンザワクチンの免疫期間は5か月程度と言われています。
あまり早い時期に接種すると、実際のインフルエンザの流行時に免疫が弱くなっていたということになります。
また遅すぎると流行時に免疫が作られていないということにもなりえます。
小さな子供の場合、インフルエンザワクチンの免疫が作られるのは、2回目の2週間後からといわれていますので、10月と11月に2回インフルエンザワクチンを接種すると、インフルエンザの本格的な流行の前に免疫が作られるのでおすすめです。
また2018年もお住いの地域によっては、医療機関でワクチンが早めになくなる可能性も否定できないので、早めに接種しておくほうがよいと思われます。
わたしの住む地域では、去年とは違ってスムーズに二回目の接種もできました。
インフルエンザワクチンは本当に効果あり?
インフルエンザは風邪と似ていますが、脳炎や肺炎を引き起こす可能性があるという点が、小さなお子さんをお持ちの方には気をつけてほしいところです。
インフルエンザワクチンは、小さなお子さんの場合、ほかのワクチンと比べると予防効果はそれほど高くありません。
でも、ワクチン接種により重症化を防げるということがわかっています。
結果、脳炎の予防にもなるので、ぜひとも接種をしておくことをおすすめします。
もちろん、ワクチンの型と流行の型が違って、インフルエンザが重症化して脳炎になってしまうケースもありますが、やはりワクチン接種により確率をさげておくに越したことはありません。
保育所はインフルエンザで学級閉鎖する?
保育所でもインフルエンザが、流行り何人もの児童が一斉に罹患するときがあります。
でもそんなときも、うちの娘の保育所は、今までインフルエンザで学級閉鎖したことはありません。(ちなみに公立。今年から私立移管されるので変わるかも知れませんが。。)
また流行胃腸炎が流行ったときも同様に学級閉鎖されませんでした。
学級閉鎖は、保育所の判断に委ねられているようです。
尚、保育所は親が働くために預ける施設ですし、集団生活をしているので、インフルエンザワクチンは周囲への配慮という意味で、クラスのほとんどのお友達が接種しています。
我が家の場合
インフルエンザワクチンは、1歳未満では予防効果がより低いと言われていますが、我が家では、「できうる限りの対処をする」という信念で、1歳になる前から毎年接種をしています。
5歳の娘は、いまだラッキーなことにインフルエンザに罹ったことはありません。
実際にインフルエンザに罹患して一番つらい思いをするのは、子供本人です。
少しでも、辛い思いをさせたくないと考えて、今後もインフルエンザワクチンを続けていくつもりです。
正しいワクチン接種で、インフルエンザに縁のない生活を過ごしていきたいですね!
インフルエンザワクチンがやはり不足!何科なら接種可能?
我が家の周辺では、良心的なインフルエンザワクチンの価格設定をされている病院では、早めにワクチン終了となることが多いです。特に小児科併設の内科で不足がちです。
実はインフルエンザワクチンは、耳鼻咽喉科などでも子供の接種ができるんですが、皮膚科でも子供の接種が可能な病院が多いので穴場ですよ。
もしインフルエンザワクチンを打てる病院がなく、お困りの場合は皮膚科に一度確認するというのも手ですよ!
ワクチン不足でお困りの方のご参考になれば幸いです。