突然の祖父の葬儀。制服のない子供の服装はどうする?喪服を持参していないときは?

子ぐまママです。

実は先日、旦那の父である義父(私の娘にとっては祖父)が急逝しました。

親族が病院へ集合したころには、義父は酸素マスクがつけられていて意識は全くありませんでした。

そして、翌朝息を引き取りました。

みんな一様に悲しんでいましたが、悲しんでばかりはいられません。

そのあとは、通夜や葬儀だったりとめくるめく1週間がやってきました。

娘が産まれて初めての葬儀でしたので、子連れの急な葬儀で困ったことなどの対応方法をご紹介します。

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突然の義父危篤の知らせ

連休中に突然、旦那の母である義母(私の娘にとっては祖母)から旦那に「父が先日入院をしたが、既に意識がない。病院から会わせたい家族がいれば呼ぶようにと言われている」と危篤の知らせがありました。

正直、義父は頑固おやじで思ったことを口にするので私は苦手な人でした。

ですが、娘にとっては帰省の度に遊んでくれる大事な祖父です。旦那にとってはましてや実の父親です。

そんな義父は、2,3年前から足や腰が痛いと言っていて、年末には起き上がるのが難しくなり、自宅でほぼ寝たきりの状態になっていました。

でも我が家ももちろん、義母でさえ命に関わるような深刻な状態だと思っていなかったんです。

それが2月に入り、いよいよ義父が痛みを我慢できないので病院に連れて行ってほしいと言い出したそうです。

何十年も前にガンを患ったこともあり、今までも通院はしていたんですが、ガンがあまりにも昔のことだったこともあり、病院側も再発を疑っていなかったんですよね。

でも、あまりの痛さに精密検査をしてみたところ、ガンが再発して転移していることがわかりました。そしてもう手の施しようのない状態になっていたんです。

そして入院して四日ほどしたころ意識不明の状態になりました。

その頃になってようやく義母から息子達(私の旦那や旦那の弟)に入院して危険な状態だと連絡があったんです。

我が家にとっては、あまりにも急な危篤の知らせでした。

義父の危篤に喪服は持っていくべきか?

義父危篤の知らせを受けて、これは大変と急遽レンタカーを借りて旦那と娘と三人で、旦那の実家へ向かうことになりました。

旦那の実家へは車でおよそ4時間かかります。

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とりあえず2泊はするだろうと荷物を準備していたんですが、ハタと考えこみました。

もしかしてもしかすると、このまま葬儀?なんてこともあるのではないかと。

そうなると喪服を荷物に忍ばせるべきではないのかと悩みました。

旦那には、縁起の悪いことだと怒られるのは承知でしたが、「喪服を念のため持って行こう」と言ってみました。

旦那も最初は「え?」という感じでしたが、「万が一があった場合に喪服をすぐに取りに帰ることができない距離であること」と「何もなければそれでいいじゃない?」という言葉に、しぶしぶ納得して持参してくれることになりました。

結果喪服は無駄にならなかったのですが、役立つことなく喪服を持って帰りたかったなぁと思っています。

制服のない子供の喪服はどうする?

ところが、旦那と私の喪服は既に家にありましたが、子供の喪服がありません。

自分自身が小学生のときに祖母の葬儀に参列した経験から、幼稚園や小学校などで制服がある子供の場合は、葬儀には制服を着ていけばよいということは知っていました。

でも、5歳の娘の通う保育所には、制服がありません。

制服のない子供の喪服はどんな服装で参列すべきか?周りのママ友に相談してみました。

すると、卒園式や入園式で着るような黒・紺・グレー・茶色系統の服装で問題ないよとアドバイスを受けました。

そこですぐに近くの子供服売り場に駆け込みました。

ちょうど卒園式シーズンが近かったので来年の卒園式にも着られるようなワンピースが販売されていました。

この写真のようにグレーのワンピースに紺のジャケットのシンプルなものを購入しました。来年の卒園式にも着られるように少し大きめを買って、袖を詰めて持参しました。

その際には黒い靴やタイツもお忘れなく!

義父の死で落ち込んでいた義母も、この少しかしこまった服装の娘を見て、素敵だねーと笑顔になってくれホッとしました。

葬儀に喪服がない!そんなときどうする?

ただ、義弟夫妻は喪服を持ってきていませんでした。

お子さんたちは紺色のワンピースと白いカットソーがあったのでそれで参列することになったんですが、肝心の親たちが喪服がないという事態になりました。

実は義弟の奥さんも、私のように帰省時に喪服を持参しないか聞いてみたそうです。でも頑なに拒否されたそうです。確かにその反応が普通ですよね。

義弟一家も我が家同様に4時間以上かかる遠方に住んでいます。だから今更、喪服は取りに戻れません。

田舎なので、喪服を売っているようなお店も近くにはありません。

そんなときどうしたかと言うと、葬祭ホールで喪服のレンタルを利用することにしたんです。

葬祭ホールで喪服をレンタル

田舎でも、最近の葬儀は葬祭ホールで行うことが増えています。

高齢化で通夜や葬儀のお手伝いをできる人が減ってきているからなんですね。

例にもれず、義父の葬儀も葬祭ホールでお願いすることになっていたので、葬祭ホールに聞いてみると、喪服のレンタルをしていることがわかりました。

そして、喪服の着物のレンタルはもちろんヘアメイク・着付けまであるということでした。

考えてみると、結婚式場なら衣裳のレンタルやヘアメイクは当然ありますよね。それと同じように葬儀場にもそういったサービスがあるんです。

私が今回初めて知った情報でした。

もちろん葬祭ホールの規模によっては、そういったサービスのないところもあるとは思いますが、万が一の場合には葬祭ホールに確認してみるといいと思います。

最後に

5歳の娘は、祖父への手紙を棺に入れたんですが、そこには「じいちゃんさよならバイバイ。てんごくにぶじにいけますように。いつもあそんでくれてありがとう」と書かれていました。

そして、その晩の祖父の通夜では涙を流していました。

どうしたの?と聞くと、もう遊べないんだと思うと寂しくなったからと言っていました。

娘なりに祖父の死を理解しているんだと、私が思っている以上に成長していてびっくりしました。

今回の葬儀は、子供にとって人の死は永遠のお別れということを理解してもらえたと思います。

人の死は悲しいですが、命の大切さを知るいい機会だったのではと思っています。

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