産後の鼻水と頭痛、それって副鼻腔炎?市販薬で対策できるの?!
こんばんは。子ぐまママです。
産後に風邪が長引くと、蓄膿症や副鼻腔炎になりやすいってご存知ですか?
※蓄膿症とは、慢性副鼻腔炎の別名です。
お医者さんに、「蓄膿症」と言われると「慢性」副鼻腔炎のことが多く、
「副鼻腔炎」と言われると「急性」副鼻腔炎のことが多いようです。
こちらの記事では、「急性」「慢性」の区別をせず総称して副鼻腔炎と表現しています。
私自身も産後の副鼻腔炎には悩まされました。
そんな私が、副鼻腔炎で苦しんだエピソードと対処法をご紹介します。
産後半年頃に副鼻腔炎に!!
私は小学生時代からの鼻炎持ちです。でも出産前は副鼻腔炎というものにはかかったことがありませんでした。
だから、産後半年を過ぎたあたりに副鼻腔炎になったときには、それが副鼻腔炎だとは想像もしなかったんです。
当時の私は、出産で体力が落ちていた上に、夜間授乳で万年寝不足状態。風邪も長引くようになっていので、風邪のひどいものかなぁ程度に思っていたんです。
まずは後鼻漏に
最初は、黄色い鼻水が出ていたんですが、次第に緑色の鼻水がでるようになってきました。
それでもあまり気にせずに放置していました。
その後、鼻をかんでみても鼻水は出なくなり、そろそろ風邪も治りかけてきたのかなと思っていたんです。
でも鼻声になり、鼻をすすってみると、痰になって口からでてくるようになったんです。
この症状は、後で調べてわかったんですが、後鼻漏というものでした。
副鼻腔炎の症状は、後鼻漏・熱っぽさ・頭痛
後鼻漏が続き、熱っぽさもある上に、ひどい頭痛が襲ってきます・・・
いわゆる常に熱っぽいだるい状態がつづいていました。
ですが、小さな赤ちゃんを連れて病院に行くのは気が引けて、病院は先延ばしにしていました。ママあるあるですよね。
でも、尋常じゃないほどに頭が痛くなってきます。
果ては、体を起こしたり、頭の向きを変える度にガンガンと頭が揺さぶられていて、吐き気までするようになってきました。
さすがにマズイと思い症状を検索してみると、後鼻漏、熱っぽさ、頭痛は、まさに副鼻腔炎の症状でした。
あきらめて受診
もうここまでくると観念しました。旦那が休みである土曜の朝に、旦那に赤ちゃんをお願いして、耳鼻科を受診してみました。
すると、すぐに急性副鼻腔炎と診断されました。
処方は、抗生物質と痛み止めのお薬を出してもらい、1週間飲み続けるようにとのことでした。(もちろん授乳中でも服用可能なお薬の処方がされていました。)
診てもらった安心感と抗生物質のおかげで3日目には楽になりましたが、2週間程度受診をすることになりました。
この時の辛さは今も思い出すとかなりのしんどさでした。
授乳中の抗生物質は大丈夫?
前述のとおり、私は産後半年頃でしたので、まだ授乳中でした。
受診の時に、あらかじめ授乳中であることを伝えておいたのはもちろんですが、赤ちゃんへの抗生物質の影響が気になりました。
そこで、耳鼻科の先生に、これらの抗生物質は授乳中でも服用してよいのかを確認してみたんです。
そうすると、「この程度の抗生物質ならば大丈夫ですよ」と言ってもらえました。
理由は、「母乳に移行する抗生物質はほんの微量であること」と、「幼児でも飲むことができるお薬だから」ということでした。
これを聞いて、安心して服用することができました。
つい授乳中はお薬を我慢してしまいがちですが、お母さんがつらい状態でいるほうがよくないですよね。我慢せずに出されたお薬は服用してくださいね。
ただお医者さんによっては、授乳中のお薬に理解がなく断乳をすすめてこられるお医者さんもいらっしゃるようです。
断乳をしたくないというようなときは、別の医療機関で受診して相談してみるのもよいと思います。
風邪が長引くと副鼻腔炎の初期症状が!!
このときの副鼻腔炎は無事に2週間程度の通院で完治しました。
でも、この副鼻腔炎になって以降、風邪が長引くと副鼻腔炎の初期症状が出るようになりました。
特に夏の風邪は、長引いて副鼻腔炎になりやすかった記憶があります。
風邪や副鼻腔炎の症状が出たら、すぐに耳鼻科に行くのが一番とは思うのですが、ママだとそうそう病院にいけないことが多いですよね。
副鼻腔炎のときに市販薬は効果があるの?
そこで、副鼻腔炎に効果のある市販薬はあるのかを調べました。病院に行かずに治せたらうれしいなぁという思いからです。
いろいろ調べたところ、私の場合は、完全に副鼻腔炎になってからでは効果が期待できないけれど、副鼻腔炎になりそうなとき(鼻水がでて頭痛がしだした)なら、副鼻腔炎の市販薬と鎮痛剤を飲むとひどい症状にならなくなりました。
そのときに飲んでいた副鼻腔炎の市販薬は、有名なチクナインです。
本当に、ひどい症状になる前なら、これで回復して病院まで行かずに済んでいます。
もし副鼻腔炎でなかったとしても、効能として鼻づまりにも効果がありますので、鼻水がひどいときは飲んでおいてもいいと思っています。
ただ、やはり漢方薬なので、重症になってからだとあまり効果はありませんが。。。
尚、チクナインは小林製薬のHPでも授乳中の服用は可能となっています。ただ、心配な場合は、薬剤師さんに相談してみてくださいね。
最後に
あくまで重症になる前の対処法が副鼻腔炎の市販薬の服用なので、服用してもラクにならないようなら、やっぱり耳鼻科を受診してください。
こんな記事でもご参考になれば幸いです。