保育所の保護者会で役員をやってみた感想と保護者会についてご紹介。

こんばんは。子ぐまママです。

うちの子供は、公立保育所に通っているんですが、保育所にも保護者会というものがあります。

実は、去年1年間、その保護者会で役員をすることになったんです。(今年1年間は相談役です)
今まで1歳児からずっと保育所に通わせていて、そのときまで保護者会に特に興味も持っていなかったのですが、役員をやってみて初めて気づいたことや活動についてご紹介します。

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保護者会って何してるの?

うちの娘の保育所では、入所と同時にその児童の保護者は保護者会の会員となります。

保護者会は、保護者たちで構成されていて、保育所とは別の組織になります。(ただ、掲示物の張り出しだったりイベントの共催だったりでは保育所からの協力もあります。)

組織としては、会長・副会長・会計の三役っていうものと、各クラス2名ずつのクラス委員で構成されています。

運営は、年会費を各会員(世帯ごと)から集め、その会費で夏祭りを保育所と共催したり、文化行事を保護者会のみで主催したりします。

小学校のPTAと似たようなものかなと思います。私自身はまだPTAを知らないのですが。。

保護者会の目的

娘の通う保育所の保護者会の目的は、大きく以下の2つがあります。

  1. 保育者と保護者とが力を合わせ、子供たちがより安心して健やかに楽しい保育所生活を送れることを目指す。
  2. 子供達の為に保護者会行事を行い、同時に保護者同士の交流を深める

正直、なんで働く親ばかりの保育所がこんな組織をと思いました。でも、保護者も保育所と協力して、子供の思い出作りのお手伝いをしましょうってことなんだと思います。

役員決め

うちの場合は、新年度の4月に三役とクラス委員の立候補を募り、立候補がなければくじ引きで選ばられることになっています。まぁ、例にもれず、毎年くじ引きになります。くじ引きは三役が作ります。各クラスにくじが掲示されるんですけど、こういう掲示物の際は保育所に許可がいるので、まぁ進捗も保育所には連携しているので、全く保育所が関与していないかっていうとそうでもないなっていうのが私の感想です。

で、三役もクラス委員も1度やると、免除申告ができて、翌年以降は免除されるんですが、三役とクラス委員は別物なので、三役を一度やってもまたクラス委員は当たる可能性があるんですよね。。。

これ児童の年齢が上がるごとに、難易度の高い役員が残っていきますので、まれに子供が小さいうちに早々に立候補される方もいらっしゃいます。

ほとんどの親が働いているので、仕事は言い訳になりません。

保護者会費の額

うちの場合は、年額1児童あたり2000円です。兄弟がいる世帯で2人目以降は1000円になります。

この会費で、イベントをしたり、児童へのプレゼントを購入したりします。

 

保護者会の行事は実際にどんなもの?

  • 4月: 入所式・進級式に出席。会計報告書の作成。年度初めに役員決めと引継ぎ。
  • 6月: 保護者会。保護者会費の徴収。在籍児童への虫歯予防デーのプレゼント手配。夏祭り準備。
  • 7月: 夏祭り共催。卒園アルバム準備開始。
  • 12月:卒園児のプレゼント手配
  • 2月: 文化行事主催。卒園児のコサージュ手配
  • 3月:進級祝いのプレゼント手配。各小学校への入学祝い電報の手配。保育所への寄贈品の手配。
  • その他:児童及び家族に不幸があった場合や災害・火災などでのお見舞金を出したりもします。

いつ集まって、どう活動してるのか?

役員引継ぎは公民館で行われます。これは平日の19時開始で1時間半程度かかります。もちろん子供同伴可ですが、やはり子供はじっとしていられないので、祖父母やパパに預けてくる方が多いです。

夏祭りは保育所の共催ということもあり、保育所で夕方(と言っても18時半まで)に行われていて、2,3回集まります。また委員でない親も当日はお店当番が割り振りされます。

文化行事は、どんな劇団を呼ぶかを決めればほぼ完了なので、こちらは夏祭りほど集まることはありません。

実際に何が大変だったか?

私は、3歳児のときに会計という三役にあたりました。

一番大変なのは、会長だろうと高を括っていたんですが、引き継ぎのときに、前年度の会計の方から、お金を扱う会計は負担が高いので、三役のうちで一番大変だよと言われました。

まず、最初の難関が会費徴収でした。

いろんな家庭の事情があって、払いたくない人や払えない人がいるようです。期限を1か月設定していましたが、やはりギリギリまで支払われないご家庭もありました。ただ、何度か督促して、最終的に保育所側からも何度か伝えてもらって未納者は0となりました。ちなみにこの会費徴収の納付袋も保護者会で作成しないといけないので、夜な夜な案内文書を印刷したり、児童の名前を書いた宛名を印刷したり、封筒に貼ったり結構労力を使いました。

現金のやり取り

運営委員との現金の受け渡しがあるのですが、お互い仕事をもっているので時間を調整しあうのが大変でした。また郵便局に口座があるのですが、一回ごとに使う金額と同額しか引き出せないルールがあったので、ATMに何度も並ばないといけないことがありました。

プレゼントの手配と配布

プレゼントの数が数種類に及んだり、年齢によって違う種類のものを配布するときがあり、間違えないように家で印をつけたりと予想以上に時間を取られました。もちろん業者への手配なんかも大変です。

マニュアルがきちんとない

実はこれが一番大変でした。

箇条書きの簡単なA4一枚をもらって口頭引継ぎだったので、そのイベントのときになるといったい何をどこに頼むのか?なんてことがわからないことがめちゃくちゃありました。そして前年度の会計に聞いても、もう覚えてない・・・って。

で、私はこんな思いを次年度以降してほしくないと思い、マニュアルを作成しました。これもかなり時間がかかりましたが、次の人らの負担が減ればなって思って。

最後に

正直役員の仕事は大変でした。でもやっぱりやってよかったなと思います。

これはお金をもらってもいいんじゃないかというレベルの仕事でしたが、いろんな年齢のお子さんをもつママ同士と関係できて、苦楽を共に味わうことで、連帯感も生まれました。保育所ママゆえ、保護者同士のつながりって薄いんですが、挨拶できる人も去年とは比べ物にならないくらい増えました。

保育所の先生ともよく話をするようになりましたし。

そして、何よりそのイベントごとに自分の子供が喜んでくれているのが一番やってよかったなと思ったことでした。

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