赤ちゃんの虫歯予防は?歯の生え始めから注意したいこと!
こんばんは。子ぐまママです。
お子さんに歯が生え始めると、虫歯予防って気になりますよね。
虫歯になったことがある親であれば、自分の子供にはできる限り虫歯にはなってほしくないもの。私が娘の虫歯対策に力を入れるきっかけとなった出来事や、赤ちゃんからできる虫歯予防についてご紹介。
赤ちゃんの歯が生える時期
ママのお腹にいる、妊娠初期(10週)頃に、既に歯胚という乳歯の素ができています。
これが生後6か月~9か月頃を目安に赤ちゃんの歯茎から乳歯として生え始めるんです。
うちの場合は、生後7ヶ月ごろに下の前歯から生え始めました。当時不機嫌になることが多かったのですが、後から歯グズリが原因だったんだと思いました。
尚、うちの場合、歯グズリ対策として、冷やした歯固めを与えていました。
◎Sassy 歯固めラトル
これ冷蔵庫で冷やせるんです。赤ちゃんも冷やした歯固めを歯茎にあてると、ムズムズが和らぐようで、気持ちよかったようです。
水色の羽は水が入っていて柔らかく、ビーズがカラコロする羽もあり、赤ちゃんが喜びますよ!
参考:歯が生える時期の目安
生後6~9ケ月頃 下の前歯
生後9~10ケ月頃 上の前歯
生後11ケ月~1歳頃 上下の前歯4本が出そろう
1歳2ケ月~1歳6ケ月頃 奥歯(第一乳臼歯)
2歳前後 犬歯
2歳6ヶ月前後 奥歯(第二乳臼歯)
但し、歯の生える時期の目安はあくまで目安です。3歳頃までに生えそろっていれば問題ありませんのでご心配なく。
どうして虫歯になるの?
お口の中の『ミュータンス菌』などの細菌が作り出す酸によって歯が溶かされて虫歯になります。
もともと赤ちゃんのお口の中に『ミュータンス菌』はいないのですが、ママやパパの使ったスプーンでご飯をあげたり、かわいくてキスしたりすることによって、ママやパパの『ミュータンス菌』が赤ちゃんのお口に移ってしまうんです。
そして、この『ミュータンス菌』、食べ物に含まれる『糖分』が大好物。
この『糖分』で活発化した『ミュータンス菌』などの細菌が、『歯垢』という自分たちの住処を作り、『酸』を発生させて歯のエナメル質を溶かしてしまうことで虫歯が進行していきます。
虫歯にならないために
- ミュータンス菌を赤ちゃんの口の中になるべく移さない。
- 酸ができる前に、お口の糖分はなるべく早くうがいや歯みがきをして歯に残さない。
- 食生活をきちんと正し、甘いものを食べすぎたり、だらだら食べないをしない。
ということが大事です。
ただ、ミュータンス菌を完全に赤ちゃんから守るのは至難の技です。
食生活を正して、歯みがきやうがいをきちんとして、お口の中に酸を発生させない対策をしていくことが現実的だと思います。
カリオスタット(むし歯予測試験法)検査
うちの自治体では、カリオスタット(むし歯予測試験法)検査を、1歳6ヶ月健診と2歳健診で実施してくれました。
カリオスタット(むし歯予測試験法)検査とは、口の中の酸や歯垢の様子によって、虫歯に対する危険信号を示してくれるものです。
歯の歯垢を綿棒で取り試験液で48時間培養するだけで液の色を見ると、検査結果がわかります。
結果の見方は
青 (ー) 心配なし
緑 (+) やや危険
黄緑(++) 危険
黄 (+++)非常に危険
となっています。
うちの子の検査結果は、1歳6ヶ月健診の頃は(ー)だったものが、たった半年後の2歳健診では(++)になっていました。。。
旦那は、私よりも虫歯に対しては、意識が高くいろいろと対策をしていましたが、私は結構いい加減なもんでした。
でもこの結果を見てからは、改めて子供の虫歯対策に真剣になろうと固く心に誓いました。
生後6ヶ月頃の虫歯対策
離乳食を開始したころから虫歯対策を始めました。
離乳食の後には、喉の奥まで入らないリング歯ブラシを子供に渡して、歯ブラシの習慣をつけていくようにしました。
◎SNOOPY スヌーピー ぷぅぴぃ リング歯ブラシ
また、食後のうがいがまだできなかったので、お口の中をきれいにするため、お茶をスプーンなどで飲ませるのはもちろんですが、歯みがきシートで歯の汚れをぬぐうようにしていました。
◎にこピカ 歯みがきシート
1歳6ヶ月頃の虫歯対策
初めて歯医者に行き、フッ素を塗ってもらいました。
新しくできた歯医者さんだったこともあり、初回無料であとは500円で塗ってもらえました。自治体によっては無料券や補助があるので、一度各自治体にご確認くださいね。
奥歯も生え出して仕上げ磨きを本格的にするようになり、食品レベルの原料で作られた赤ちゃん用歯磨きジェルを使うようになりました。
またフロスを使うように勧められたので、歯みがきの後にはフロスを使い、口内環境を整えることが大事だとも言われたので、歯みがきの後にタブレットを食べさせるようになりました。
◎子供用デンタルフロス フロスちゃん
◎ライオン Sytema オーラルヘルスタブレット
ミント味となっていますが、そこまでミントがきつくないので、子供でも喜んで食べていました。また私も旦那も一緒にタブレットを食べるようにして一緒に口内環境改善に取り組んでいます。
2歳6ヶ月頃~の虫歯対策
この頃にはある程度の歯がそろい、自分で口をゆすぐことが上手になってきました。
ということで、フッ素入りの歯みがきジェルを自宅でも使ってみようということでフッ素入りの歯みがきジェルを使い出しました。
◎ピジョン ジェル状歯みがき
そして、磨き残しを少しでも減らそうと、電動歯ブラシを使い始めました。
◎シースター ベビースマイル こども用電動歯ブラシ
仕上げ磨きもこれでやってしまいます。
明らかに電動歯ブラシのほうがきれいに磨けています。最初は子供に電動って使っていいのか悩んだんですが、電動に変えてよかったと思います。
歯科定期健診の重要性
歯科定期健診は、やはり必要だと思います。
うちは1歳半から定期的にフッ素を塗ってもらっていて、3歳半を過ぎた頃には奥歯にシーラントをしてもらいました。
乳幼児の虫歯は黒くならずに白くなるので、素人目にはわかりにくいんです。
フッ素塗布
フッ素を定期的に塗ることで、虫歯菌を抑えて虫歯予防をするだけでなく、初期の虫歯であれば、再石灰化を促して虫歯を治したり、歯を強化すすることができます。
シーラント
生え始めの乳歯や幼少期の永久歯の奥歯は、複雑な溝があり、磨き残しが多くなり、虫歯になりやすくなります。そこで、フッ素の配合されたプラスチック剤で溝を覆い、虫歯を予防する方法。
ひびなどか入った場合はやりかえてもらわないと、そこから虫歯になるので、やはり定期的な受診が必要です。
最後に
実はうち3歳過ぎの頃に、歯科定期健診で、初期の初期の段階の虫歯の可能性と言われて、即治療をしてもらいました。
おかげで自治体の3歳半健診では虫歯なしと言われました。
最近の子供は私が子供だった30数年前より、虫歯の子が少ないそうです。
やはり虫歯予防が浸透してきたということだと思います。
乳歯の虫歯は、永久歯の虫歯のなりやすさにもつながりますので、虫歯予防をして、虫歯ができた場合は、できるだけ早くみつけて対処してあげるのがお子様のためにもよいと思います!!
私の虫歯対策が皆様のお役に立てれば幸いです。