9月9日は救急の日!自宅での誤飲事故を防止しましょう!
おはようございます。子ぐまママです。
9月9日は救急の日ってご存知ですか?
まだまだ暑い日が続きますが、夏の疲れが出てくる時期ですよね。なるべく週末は無理せず過ごしたいものです。
自宅でゆっくり過ごせる週末があれば、子供目線での誤飲点検をしてみましょう。
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誤飲が多いのは3歳児以下
危険なものは子供の手の届かないところに置くことが鉄則です。子供目線に降りてみると、大人目線では気づきにくい危険なものがたくさんです。
「はいはい」や「伝い歩き」ができるようになると、手に触れたものはなんでも口にいれるようになりますので、基本は手の届かないところに置くべきですが、万が一誤飲してしまった場合の対処法をご紹介します。
気管に異物が入って咳込んでいたら
★まずは、吐き出させましょう。
風船のゴムやラップを飲み込んだ場合
喉に詰まり非常に危険な状態です。口の中を見て取り出しましょう。もし取れない場合は、無理せず救急車を呼びましょう。
魚の骨を飲み込んだ場合
口の中を見てピンセットなどで取り出しましょう。もし取れない場合は、無理せず救急車を呼びましょう。
※ごはんの丸飲みをすると魚の骨がさらに深く刺さることがあるので、やめておきましょう。
こんなときは救急車
- 呼吸困難
- 意識もうろう
- ショック状態
飲み込んでしまったとき
119番 または 中毒110番 へ電話しましょう。
中毒110番
大阪 :072-727-2499(365日24時間対応)
つくば:029-852-9999(365日9-21時対応)
焦らず、お子さんの年齢・体重・誤飲した物の名称・量を伝えて指示を受けましょう。
種類別の誤飲応急処置
塩素系漂白剤
牛乳や卵白を飲ませて、吐かせず救急車を呼びましょう。
トイレ用洗剤
牛乳か卵白を飲ませて、吐かせず救急車を呼びましょう。
薬品類
牛乳や卵白を飲ませて、吐かせず病院へ。
灯油
何も飲ませず、吐かせず、至急病院へ。
たばこ
何も飲ませず、吐かせましょう。
2cm以上食べた場合は、至急病院へ。
2cm未満であった場合は、家庭で1日様子を見てみましょう。下記症状があれば、病院へ。
<たばこを誤飲した時の症状>
30分~4時間後に吐いたり、顔が青白くなり、よだれや冷や汗が多くでて、元気がなくなったりします。
たばこが溶けだした液体
灰皿の中の水などたばこが溶けた液体を飲んでしまった場合は、
水や牛乳を飲ませて吐かせ、至急病院へ行きましょう。
家庭用洗剤
少量なら、牛乳か卵白を飲ませて様子を見ましょう。
大量の場合は、吐かせましょう。
防虫剤
ナフタリン:水を飲ませて吐かせ、病院へ行きましょう。
パラジクロロベンゼン:少量なら様子を見ましょう。
乾燥剤(シリカゲル)
水を飲ませて、そのまま様子を見ましょう。
体温計(水銀)
口の中に傷がないか確認し、様子を見ましょう。
シャンプー
少量なら様子を見ましょう。
せっけん
そのまま様子を見ましょう。
クレヨン
少量なら様子を見ましょう。
大量の場合は、吐かせましょう。
鉛筆の芯やボールペンのインクや水彩絵の具
そのまま様子を見ましょう。
マッチ
そのまま様子を見ましょう。
一番多いのは、たばこの誤飲
我が家は喫煙者がいないのですが、喫煙者のいるご家庭では最も気を付けたいことです。
たばこや灰皿を子供の手の届くところに置かないことはもちろん、ジュースなどの空き缶を灰皿代わりに使うこともやめておきましょう。
たばこ誤飲事故専用電話(テープ方式)
072-726-9922(365日24時間対応)
たばこ誤飲事故時の対処方法については、自動音声応答で情報提供がされています。
最後に
お子さんの誤飲事故、無いに越したことはありません。
救急の日をきっかけに、誤飲させないための点検を改めて行い、万が一誤飲した場合の応急処置を頭の片隅に置いておくと、安心ですよ。
救急車を呼ぶ必要のない日常をお互い過ごせるようにしていきたいですね!