高所平気症の子供が増えています!転落事故対策は?
こんばんは。子ぐまママです。
つい最近も、マンションからの子供の転落死亡事故という痛ましい事故がありました。
ここ数年、マンションからの子供の転落事故は後を絶ちません。
最近は、高層タワーマンションが次から次へと建設されていますが、これも子供の転落事故増加の原因の一つだと言われていますよね。かくいうわたしもタワーマンションの住人ですので、他人事ではありません。
数年前、近所のマンションでも転落事故で4歳のお子さんが亡くなり、それ以来転落事故対策には力を入れるようにしてきました。
そこで、我が家の転落事故対策をご紹介。
高所平気症
高所平気症とは、高層マンションで生まれ育った子供が、高い場所を危険だと判断する感覚が育たないことを指していう言葉で、高所恐怖症という言葉の対極語で作られた俗語です。最近ニュースなどでよく目にしますよね。
赤ちゃんの頃から見ている景色に危険を感じないのは当然と言えば当然のことかもしれません。
例えばマンションの30階建は、高さ100メートルにも及びます。私たち大人からすると、下を見ると本能的に足のすくむ高さですが、産まれてからずっとこの景色を見慣れている子供には、そういった怖さがないそうです。
そういった状態も、マンションの転落事故を誘発している一因といわれています。
転落の可能性のある場所
窓
腰高窓など、窓の外を見ると下はすぐ外という間取りのお部屋って結構ありますよね。
腰高窓の近くにベッドがあったり、イスを置いているご家庭は要注意です。
ベランダ
ベランダの隙間から転落することもありますし、ベランダに置いてある室外機などを使ってベランダの柵によじ登って落下というのが一番怖いです。
階段
階段自体から転げ落ちることはもちろん、吹き抜けタイプになっている非常階段などは、手すりからすり抜けて落下ということもありますので、要注意です。
転落防止対策
子供を家で一人にしない
基本的に子供を家で一人にしないことが大事です。
我が家は、娘が4歳なんですが、そのくらいの年齢になるとしっかりしてきて、つい一人でお留守番もできるかなと思ってしまいがちです。
でも転落事故が多いのもその年齢ですし、一人でお留守番していたりする状況での事故が多いんです。
また、一人で留守番はさせないというご家庭も、自宅だからと目を離さないことも大事です。
物を置かない
次に、転落のきっかけとなる足掛かりになるような物を窓やベランダに置かないということも大事です。
マンションベランダの手すりがいくら高くても、物が置いてあれば、子どもはそれを足がかかりに落下する可能性があります。
ベランダや窓の近くには、ものを置かない。
ベランダなら、三輪車、室外機、バケツ、イス、おもちゃ、植木鉢、etc…ベランダバーベキューなんてされているご家庭は気をつけてくださいね。
窓なら、ベッドやイス、テーブル、クッションなども近くに置かないようにしましょう。
とはいえ、いくら注意をしていても親の目が離れた間に。。。ということもありえますよね。
そういったことを未然に防ぐために下記のようなグッズがおすすめです。
転落事故防止グッズ
◎ベビーガード
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窓に柵を付けておけば、風通しのために窓も開けられますし、子供が窓枠によじ登って・・・ということも防げます。勝手にベランダに出ていたなんてこともなくなりますね。連結も可能なので、広い窓枠でも対応できます。
◎ベランダネット
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これで、小さな赤ちゃんがベランダの下の隙間から落ちることもなくなります。
◎安全ネット
自宅に階段があり吹き抜けがある場合は、このネットを張って落下防止にできますよ。
◎サッシ用補助錠
いっそサッシに鍵をつけて子供に窓を開けられないようにするのも手です。換気などのために窓を少し開けた状態でも施錠できるのでおすすめですよ。
最後に
子どもは日々成長しています。昨日できなかったことが今日できるようになるのが子供です。
昨日まで開けられなかったカギを今日は開けるかもしれません。
「まだ動けないから」「カギを掛けているから」と安心せず、しっかり安全対策をしましょう。
ベランダや窓の近くは常に整理整頓して、足がかりになるようなものがないかを常に確認するようにしてくださいね!