気温差が大きい今だから、子供には薄着をおすすめ!
子ぐまママです。
秋らしい気候の日が続いたかと思うと、夏のように暑いが続いたり、最近気温差が激しいですよね。
秋になると、大人は秋らしい服を身にまといだすので、つい子供にも厚着をさせてしまいたくなります。
でもこの気温差が激しい今だからこそ、薄着をおすすめします。
薄着って丈夫な体を作るにはとても大事なんです。薄着の習慣は秋に始めましょう!
どうして子供は薄着でよいの?
肌寒くなってくると、つい子供に厚着をさせたくなるんですが、子供って意外と寒さには強いんです。
保育所や幼稚園でも、薄着を推奨されるところが多いですよね。それには理由があるんですよ。
1.自律神経が活発に働く
子供は薄着でいることによって、冷たい外気が刺激となり、自律神経などの神経系全体が活発に働くようになります。
自律神経は、人間が生きていくために、無意識のうちに心身の機能を調節してくれる神経です。眠っているときに呼吸ができるのも、心臓が意識せずに動くのはもちろん、汗を掻くなどの体温調節をするのも自律神経なんです。
でも、その自律神経の機能に支障をきたすと、貧血、頭痛、冷え性、低体温、下痢や便秘などの体調不良が起こり、免疫が下がって風邪をひきやすくなるんです。
逆に言うと、自律神経などが活発に働くことで免疫が上がり、ウイルスをやっつけてくれます。そして風邪をひきにくくなるんです。
2.体温調節機能が高まる
薄着によって、自律神経などの神経系全体が活発に働くことで、体温調節機能も高まります。
もともと子供は体温も高いので、厚着をしすぎると外気温の変化を感じ取れずに、体温調節機能がうまく働かなくなります。これは暖房器具を使用して部屋を暖めすぎることにも言えますので、気を付けましょうね。
気温の変化を肌で感じることは、体温調節を身体が自然にするためには欠かせません。体温調節機能が高まることで、寒さに対する抵抗力が強い体になるんです。
3.運動しやすい
そしてやはり薄着は厚着に比べると動きやすいので、運動しやすいです。私たちもジョギングなどをするときに厚着ではしませんよね。
薄着は運動量が増えるので、その運動により体は温まります。そして自然と寒さ対策になるんですね。
子供が薄着で過ごすポイント
子供の薄着はよいことだらけですが、薄ければよいというわけではありません。
薄着での押さえておきたいポイントをご紹介します。
1.寒い時は厚手の上着で調節
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寒いなと感じたら、厚いトレーナーを一枚着るのではなく、長袖のTシャツに厚手の上着を羽織るようにして、脱ぎ着のしやすい服装で防寒しましょう。
2.肌着を着て保温
薄着をするときは肌着は必ず着せませしょう。肌着って体温を逃さないようにする保温効果が高いんです。
ちなみに娘の保育所では、肌着の長袖はNGで、半袖のものを着ています。
またヒートテックなどの合成繊維もNGなので、綿のものにしています。
というのも、合成繊維は汗が乾くのが遅いので、汗冷えを起こす可能性があるからです。
うちの子供は保育所以外で、ヒートテックを着せることがありますが、ヒートテックだと暑すぎるようであまり着てくれません。
3.おなかと背中が出ないようにする
おなかと背中は、健康を維持するうえで非常に重要な場所なんです。
お腹と背中にある胃腸が冷えると、体調を崩す原因になります。
いくら薄着でも、お腹と背中は出さないように心掛けましょう。
子供の服装の目安は、大人より「少し遅く」「1枚少なく」
大人が「長袖を着よう」というときは、子供の長袖は「少し遅く」する。
大人が重ね着をするときは、子供は「1枚少なく」着せるようにする。
こうしておくと、自然と薄着が習慣づけられますよ!
最後に
子供の自律神経はまだまだ成長段階です。「薄着」を取り入れることで、自律神経を育てて、より強い身体作りを目指しましょう。
そして、「外遊び」もたくさんすることが、自律神経や体温調節機能には重要です。
親は暖かい恰好をして子供の遊びに付き合ってあげましょう!
もちろん子供でも冷え性のお子さんはいますので、手足を触ってみて冷たい場合は、一枚羽織らせたりして、子どもにとって無理のない薄着をさせてくださいね!
この冬は、薄着で丈夫に過ごせるようにがんばりましょう!