マンションの和室に電子ピアノを置いてもいいの?防音対策は?

子ぐまママです。

我が家には、先日5歳の誕生日を迎えた娘がいるんですが、3歳からピアノを習っています。

ピアノを習い始めて数ヶ月で電子ピアノを購入したんですが、その際に困ったのがピアノの置き場所でした。

3LDKのマンションに住んでいるのですが、電子ピアノを置けるような部屋が和室しかありませんでした。

そこで、和室に電子ピアノを置く際に検討したことや防音対策についてご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

電子ピアノの重さはどれくらい?

電子ピアノは、いわゆる生ピアノと呼ばれるアップライトピアノやグランドピアノに比べると軽くなります。

でも、最近は高機能の電子ピアノも増えてきているので、高機能であればそれだけ重さも重くなってくるんですよね。

電子ピアノの重さは、軽いものだと10kgちょっとですが、重いものだと100kg弱にもなるんです。

ちなみに、アップライトピアノの重さは200~300kg、グランドピアノの重さは250kg~400kgです。電子ピアノが成人男性1人くらいだとすると、生ピアノは成人男性3人~5人くらいの重さになるんですね。

我が家では、ヤマハクラビノーバCLP-575を購入したのですが、こちらは重さが70kgありました。

※我が家がCLP-575を選んだ理由はこちら

[blogcard url=”https://arekoreikuji.com/2017/09/13/electric-piano-for-children/”]

和室に電子ピアノは置いてもいいの?

先ほどご紹介した通り、電子ピアノは1台でも成人男性1人程度の重さですので、マンションの和室に置くことで床が抜けるような問題にはならないと思います。

ただ、やはり少なからず畳は傷んでしまうと思います。

畳にタンスなどを置かれているご家庭ならよくご存じだと思いますが、長年タンスを置いていた部分からタンスをどけると畳はへこんでしまっていますよね。

でも、畳は床に比べると音を吸収してくれるので、いくらかの防音対策にはなるというメリットはあると思います。

我が家の和室は、他の部屋のように隣家に接していない部屋なのですが、そのことも少しは防音対策の足しになっていると思います。

防音対策には空気伝播音と個体振動音への対策が必要

和室に電子ピアノを置くことで防音対策にもなると言いましたが、畳だけの防音対策では少し心もとないですよね。マンションは集合住宅ですので、できるかぎりの防音対策をしておきたいところです。

一度騒音問題でクレームされてしまうと、せっかくのピアノの練習にも支障をきたしてしまいますよね。

防音対策と言うと、ピアノから流れ出る音(空気伝播音)の対策と思いがちです。

でもマンションなどでは、実は階下へ響く鍵盤を叩くカタカタと言う音やペダルをドンドン踏む音(個体振動音)への対策が重要になってくるんです。

  • 空気伝播音:話し声やピアノから流れ出る音のこと
  • 個体振動音:壁を叩いたり、鍵盤を叩く際に響く振動音のこと

マンションで電子ピアノ置く際には防振マットや防音カーペットを!

マンションで電子ピアノの空気伝播音を防ぐには、ヘッドホンを使うことで対策が可能です。

では個体振動音の対策はどうすればよいかと言うと、電子ピアノを設置する前に防振マットや防音カーペットを敷くことで解決ができるんです。

我が家では、P防振マットというマットの上に静床ライトという防音カーペットを重ねて使用しています。

◎P防振マット

◎静床ライト

 

電子ピアノにマットを敷いたら畳のカビが心配?!

電子ピアノと防振マット

写真が、和室にある電子ピアノの防振マットと防音カーペットです。

マットを畳の上に置いたままだとカビが心配だと思われる方もいると思うんですが、2年経った今も畳にカビは全く生えていません

電子ピアノの下に、P防振マット6枚と静床ライト9枚を重ねているのですが、実はそれぞれのマットの大きさが異なるので、縦横にいずれかがはみ出てしまいます。

そこでカッターナイフを使ってそれぞれカットしました。カットは思ったよりも簡単でしたよ。

ちなみに電子ピアノの背面の防音対策には、1cm厚のベビー布団をクッション代わりに挟んでいます。

最後に

結論として、マンションの和室に電子ピアノを置くことは可能です。

ただ防音対策をしっかりとした上での設置が望ましいと思います。

我が家では、斜め下や階下にお住まいの方からクレームを受けることもなく、娘がピアノ練習を続けられています。

お住いの環境によって、いろいろな防音対策があると思いますが、どんな防音対策がいいのか迷われている方の参考になれば幸いです。

マンションの和室に電子ピアノを置いてもいいの?防音対策は?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 867SAN より:

    はじめまして、こんにちは。
    「ピアノ 防振対策」で検索して辿り着きました。
    我が家も電子ピアノを購入予定です。
    マンションなので階下の方に迷惑にならないよう、防振対策を考えています。
    子ぐまママさんのように防振マットと静床マットで対応しようかと考えていますが、防振マットの上に静床マットを置いてあるだけですか??
    ずれたりしないようにカーペット用の両面テープなど貼られていますか。
    ピアノを置く場所に合わせてサイズを切って調節しないといけませんが、全体的にずれてきてしまうこととかありませんか。
    アドバイスいただけたらと思います。
    よろしくお願いします!

    1. 子ぐまママ より:

      867SAN様

      ご質問ありがとうございます。
      我が家では畳の上に、防振マットと静床ライトを敷いているのですが、
      防振マットと静床ライトがずれないように、静床ライト側に両面テープを貼って
      防振マットに固定しています。

      両面テープは、ニチバンの「ナイスタック両面テープ 強力タイプ」を
      使用しました。

      防振マットと畳の間には、ズレ防止対策はしていませんが
      今のところ全体的にずれたりということはありません。
      防振マットと静床ライトが一体になっており、ある程度の重さが
      あるからかと思われます。

      ちなみに、畳にカビが生えたりはしていませんが、畳に防振マット
      の黒い粉(?)が色移りしています。
      (畳の色移りはウェットティッシュで拭き取れるものでした)

      867SAN様の防振対策のご参考になれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です